性病は必ずしも性行為からのみうつるとは限りません。
菌やウイルスは生活の中に溢れていて、例え性行為をしたことがない人でもうつる可能性があるからです。しかし、それは大変まれなケースです。

多くの人の場合、性病は性行為によってうつります。性病を確実に防ぐには、守らなければならないことが2つあります。
コンドームを必ず装着することと、不特定多数の相手との性行為をしないことです。

コンドームは、挿入する直前に装着するだけでは性病を確実に防ぐとは言い切れません。
フェラチオを始めとして、性病がうつる要素は挿入以外にもあるからです。裸になったらたとえ挿入前でも、コンドームの装着をすることが求められます。

複数の人と性交渉を持つことは、それだけ性病の感染リスクを高めてしまいます。
不特定多数の相手との性行為をしないことは予防上必要ですが、必ずしも確実に予防できるかと言えばそうは言い切れません。
自分自身が1人の相手とのみ性行為をしていても、相手が不特定多数と性行為をしていた場合、自分も性病になってしまうリスクがあるからです。
相手を1人に絞るのはもちろんのこと、その相手も自分のみと性行為をしている場合で、さらにお互いに性病検査を受けて結果が陰性と確認済みの場合のみ、性病を予防する効果があると言えるでしょう。

本来、性行為をする相手は、信頼のおける特定の相手に絞るべきです。それにより性病がうつるリスクが格段に低くなります。
お互い性病検査をした上で、それぞれが貞操を誓った後、コンドームを正しく装着することが、性病を確実に予防する方法です。

しかしそのような相手が見つからない、もしくはどうしても不特定多数との性行為がしたい、という人の中には、性行為の相手を見つけるために、風俗を利用する人がいます。
風俗店へ行けば、客は様々な性的サービスを受けることができます。これが、先進国である日本において未だに性病患者総数が増え続けている原因の1つです。

風俗は性病に感染するリスクが非常に高い理由

性病がうつる原因は、膣へペニスを挿入する性行為以外にも多くの原因があります。ディープキス、フェラチオ、クンニ、アナルセックス、素股など、原因は多岐にわたっています。
そのため、本番行為があるソープは当然のこと、ペニスを挿入することがないピンサロやヘルスなどの風俗店でも危険度は変わりません。
風俗で性病がうつるのが怖いからソープは行かない、と決めていても他のサービスをする店に行っていれば意味がないのです。

風俗店に勤める女性は、1日何人もの客を相手にします。これはどの形態の風俗店でも同じです。
1日3人の客を相手にして、月に20日間働いた場合、1年間で720人もの相手と性的行為をしていることになります。人によっては1000人を超えることもあり得ます。

風俗で働く女性の多くは、毎日多くのサービスをこなすあまり、口腔内や膣内や性器周辺に無数の傷や炎症を起こしている場合があります。
ただでさえ粘膜同士の触れ合いによってうつる可能性が高い性病が、これらの目に見えない傷や出血によって、さらにうつる危険性が増し大変危険です。

優良な風俗店は、毎月従業員の女性に性病検査を義務付けているから大丈夫、と信用している客も中にはいますが、大変危険な考え方です。
たとえ1か月前の検査で陰性だったとしても、次の検査までの間に、どれほど不特定多数の男性と性的行為を行うのかを考えれば分かるはずです。
また、性病の種類によっては、検査に陽性反応が出るようになるまでに時間がかかるものもあります。
この場合は、たとえ今回の検査で陰性だったとしても、正確に判断を下すには再検査まで待つ必要があるのです。

これらのことから、風俗は性病に感染するリスクが非常に高いと言えます。性病を予防するためには、風俗の利用をしないことが推奨されます。